256 彼の地で

2004年4月19日
彼の地で。
雑記放送の時間です。

イラクにおける邦人解放。
誘拐した側、彼らの義の信ずるところによれば、勤勉と平和主義と良識の国の民を生贄や、取引の切り札とすることは不名誉なことであり、ある種の裏切り行為になる、ということらしい。一人殺せば百人がやられる百倍返しの環境にあって、彼らの良識がいまだ強く機能しているという事実。

争いを知らぬ我が国の自衛隊が、争いに巻き込まれ軍隊として目覚めるシナリオがなんとなく僕の頭にはあった。しかし、彼の地にあっては間抜け面の我が軍隊は、目覚めることなく間抜けままかも知れない。

そして、僕は思うのだ。
間抜けを極めた、攻撃することを知らない軍隊。
なんと無意味で、なんて希望的なものなのだろうと。

今日の電波
「父さん、酸素欠乏症で、はい、消えた!」

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